シュレーディンガーの箱

推し事と舞台観劇と他にも何か

思い出はプライスレス とは言うけれど

12月ともなると、カレンダーイベントの告知を目にする機会が増えますよね。

推しの直筆サイン入りとか、握手できるとか、チェキが撮れるとか etc...

かくいう私も推しのカレンダーイベント楽しみにしているクチですが、チケット取れるか不安だったりもしている今日この頃です。


で、そんなワクワクドキドキな今、すっごく気になることがありまして。


推しのカレンダーイベント参加するなら何部か積みますよね?
カレンダーに限らず、写真集やDVDの発売記念イベントもですけど、推しが目の前でサインしてくれる!とか、握手してくれる!とか、何度でも並び直しOKなイベントなら、お財布が許す限り周回する!なんて珍しくもない光景ですよね。

お財布が許す限り・・・には個人差もあるでしょうが、たまに見かけるものすごい数を積んでる人の中には、転売してる人がチラホラいるんですよね。


当日大量購入して、それ全てに推しにサインしてもらってる人たちは、サインしてもらっている時間分だけ推しとおしゃべりできる。そういう時間を買っている訳なんですよね。
他にも購入した数と同じ回数握手できるとか、ハイタッチできるとか、いろんなパターンがありますけど。
それ自体はそういうルールなら、それで良いと思うんです。


ただ私がモヤるのは、その後のカレンダーの、写真集の、DVDの行方です。

よく見かけるんですよね。Twitterとか某フリマアプリとかで。


自分のお金で買ったものを転売しようがフリマアプリに出そうが自由である、といえば自由なんでしょうけれど。

正直、イベントの抽選に落ちてたりしたら、私も欲しいと思っちゃうかもしれないし、絶対ダメだなんて思ってはいないんですけどね。


ただやっぱり、モヤるんですよ。
「推しが目の前でサインしてくれた本物です!」とか、「直接手渡しされたものをすぐに袋に入れて持ち帰りました!」「イベント参加者のみしか買えなかったものなので希少です!」なんて謳い文句を見るともう、ね、何とも言えない気持ちになるんですよ。


舞台の合間で疲れてるのに、一生懸命サイン書いてくれてた推しの姿とか、「疲れてないよ!」って言ってたけど、正直疲れた顔してたよ?って思ったこととか。


転売してる人たちは、私と同じ人を推してて同じ会場にいたのに、推しの何を見てたのかな?とか、推しと交わした会話とか、大事な思い出じゃないのかな?とか思うんですよ。


接客の仕事を経験したことのある人なら分かると思うんだけど、会話しながらサインするとか、にこやかに握手するとか、思っている以上に大変なことだと思うんです。


転売してる人たちは、(一時的とはいえ)売り上げに貢献したんだから、いいじゃない!欲しがる人がいるから売ってあげてるだけ、とか思うのかなぁ?


もし、自分の推しや推しの関係者がTwitterやフリマアプリで、カレンダーや写真集が転売されてるの見かけたらどんな気持ちになるか、考えたことないのかなぁ…

ただの一ファンでしかない私でさえモヤるのに、推し、落ち込んだりしないかなぁ?それが心配です。


私なんかがいくら考えても仕方ないことだけど、せめて推しの目には触れないといいなぁ。

なんて思うんです。